皮膚は部位ごとに特徴が違います。
特徴が違うので肌悩みもそれぞれです。
- 背中にニキビができやすい
- 腕や足は乾燥しやすい
- かかとはひび割れしやすい
- 首はシワができやすいなど
美しく健康的な肌は、若々しい見た目や清潔感を与えてくれます。
そのような見た目の人は、できる男という印象を相手に与えてくれるだけでなく、さまざまな人間関係にいい影響を与えてくれます。
そして、見た目だけでなく、皮膚は身体を守って、健康を維持してくれています。
- 保護作用
- 分泌作用
- 体温調節作用
- 貯蓄作用
- 排泄作用
- 知覚作用
皮膚の仕組みと役割はこちらの記事で詳しく
![](https://kizukikizuki.com/wp-content/uploads/2023/12/Design-1-320x180.jpg)
部位ごとの特徴を知って、適切なケアを行うことで、健康の維持と見た目の美しさを手に入れましょう。
ボディケアの基本
身体も顔と同様にスキンケアの基本は
【洗う】【保湿】【日焼け止め】です。
顔のスキンケアの基本はこちらの記事をご覧ください
![](https://kizukikizuki.com/wp-content/uploads/2024/01/d50177008f90e5ed72a352bf751a4ec7-320x180.jpg)
ボディの洗い方
手か、柔らかいスポンジやタオルに洗浄料を泡立てて洗います。
ボディタオルなどでゴシゴシ擦ると、肌に必要な皮脂まで洗い落としてしまうことがあります。
泡でマッサージをするように優しく洗ってください。
すすぎ残しは乾燥の原因になるので、しっかりとお湯で流し切ってください。
シャンプーやトリートメントのすすぎ残しも同様に乾燥の原因となります。
身体を洗う前に頭を洗って、シャンプーなどのすすぎ残しがないようにしてください。
![](https://kizukikizuki.com/wp-content/uploads/2024/01/24357058-768x1024.jpg)
ボディ保湿
角質層の水分量は出浴後1分をピークに、5分後には大きく減ってしまいます。
![](https://kizukikizuki.com/wp-content/uploads/2024/01/d7b0206e44ae08b8e02a0688e780dfd0.png)
出浴後できるだけ早く保湿料を使ってください。
乾燥が気になるときは特に保湿が欠かせません。
保湿料にはいろいろな種類がありますが、季節や肌の状態、肌タイプ、年齢などによって適切なものを選んでください。
状況によって使い分けるのもいいでしょう。
肌タイプ診断はこちらから
![](https://kizukikizuki.com/wp-content/uploads/2023/12/195bd314af4faaa78514180ac18e021d-3-320x180.jpg)
ボディ部位ごとの特徴とケア
身体は部位ごとに肌質が違います。
起こりやすい肌トラブルも当然違います。
各部位の特徴を知って、正しいケアを行いましょう。
手の特徴とケア
手は常に外気にさらされ、手洗いなど、いろいろなものに触れる機会が多い部位です。
紫外線の影響も受けやすく、外部刺激を一番受けやすいという特徴があります。
皮脂腺が少なく、乾燥しやすいです。
また、角質層が厚いのでゴツゴツした質感になりやすい特徴もあります。
あかぎれ、シワ、痒み、皮膚が硬くなるなど乾燥が原因と考えられる症状が出やすいです。
手洗い後に水分をしっかり拭き取らないと、水分蒸発時に皮膚の水分も同時に奪われてしまい、乾燥の原因となります。
優しく、しっかりと水分を拭き取ることも保湿の大事な要素です。
![](https://kizukikizuki.com/wp-content/uploads/2024/01/22478084-998x1024.jpg)
クリームなどを使っての保湿も、乾燥対策として大切です。
腕の特徴とケア
腕には皮脂腺が少なく、乾燥しやすいという特徴があります。
夏場は直接太陽にさらされることも多く、紫外線の影響を受けやすく、日焼けは乾燥の原因にもなります。
乾燥が原因となり、痒みが出たり、サメ肌のようになったりしやすい部位です。
しっかりめに保湿をし、家にいる間もできるだけ日焼け止めを塗ってください。
日焼け止めの選び方や、正しい使用方法はこちらの記事をご覧ください
![](https://kizukikizuki.com/wp-content/uploads/2024/01/d50177008f90e5ed72a352bf751a4ec7-320x180.jpg)
足の特徴とケア
足は腕と同様に、皮脂腺が少なく、乾燥しやすい特徴があります。
しかし、ひざ裏や太ももの内側の皮膚は柔らかく、乾燥しにくい代わりに摩擦などで湿疹やかぶれが出やすい箇所です。
すねや太ももの外側はしっかりと保湿をし、ひざ裏や太ももの内側は清潔に保つことで、良い状態を保ってください。
短パンなどで紫外線の影響を受ける時の日焼け止めも忘れずに。
ひじ・ひざの特徴とケア
ひじやひざは皮脂腺が少ないため、乾燥しやすく、角質も厚くなりがちです。
脂肪があまりつかないので、加齢などで皮膚がたるみやすい部位です。
テーブルや床につくことが多いので、摩擦などによりメラニン色素が産生されやすく、くすみができやすい特徴もあります。
![](https://kizukikizuki.com/wp-content/uploads/2024/01/c5340328797eb3d5dc8ecf9fc52c484d.png)
基本ケアは保湿です。
腕や足などと一緒に保湿してあげてください。
厚く、硬くなっていると感じたら、ピーリングやスクラブでのケアもおすすめです。
その際もしっかりと保湿することは忘れずに。
かかとの特徴とケア
かかとは角質がとても厚いのが特徴です。
体重を支えるので、刺激を受けやすく、それが原因で角質が厚くなり、乾燥しやすくなっています。
乾燥が進んで弾力がなくなると、ひび割れを起こしてしまいます。
かかと専用のクリームなどで保湿し、角質を柔らかくすることができます。
分厚くなってしまったかかとは、角質ピーリングで適度に削ってから保湿ケアをするのも効果的です。
![](https://kizukikizuki.com/wp-content/uploads/2024/01/2289915.jpg)
普段からスリッパや柔らかいソールの靴を履くなど、かかとへの直接刺激を緩和してあげてください。
首の特徴とケア
首は表皮が薄く、シワやたるみができやすい部位です。
紫外線も当たりやすく、乾燥やシミも起こりやすいです。
フェイスケアと同じ保湿ケア、紫外線ケアをしてください。
化粧水や乳液などは顔と同時に首までつけてケアしましょう。
筋トレで首も含めた筋肉を鍛え、姿勢を正すことで首のシワ改善につながります。
トレーニングやストレッチも生活に取り入れてください。
筋トレのすすめはこの記事をご覧ください
![](https://kizukikizuki.com/wp-content/uploads/2023/12/34cad678a418e4f567223ac43a315755-320x180.jpg)
デコルテの特徴とケア
デコルテとは首から肩、胸元までを指します。
デコルテは紫外線や、加齢による顔や首のたるみが原因でシワができやすい部位です。
表皮が薄く、脂肪が少ないので冷えも出やすいです。
保湿とマッサージで血行を良くすることで肌ツヤが良くなります。
日焼け止めで紫外線対策も怠らないでください。
ピーリングで不要な角質を除去することで肌質改善にもつながります。
首のケアと同様、筋トレで美しいラインを出すこともおすすめです。
お尻の特徴とケア
お尻は皮脂腺が少なく乾燥しやすいという特徴があります。
さらに表皮が薄く、下着との摩擦による肌トラブルも起こりやすい部位です。
乾燥や痒み、くすみなどは保湿で改善できることが多いです。
デスクワークなどで座りっぱなしだと、股関節が硬くなり、血行が悪くなります。
血行不良は乾燥やくすみの原因です。
ウォーキングやストレッチなど、意識的に股関節を動かし、血行を良くしましょう。
筋力トレーニングも効果的です。
![](https://kizukikizuki.com/wp-content/uploads/2024/01/24515561-1024x768.jpg)
まとめ
皮脳同根という言葉があります。
皮膚と脳は、同じ神経系に分類された細胞から発達しています。
皮膚と脳は密接に関係していることがわかります。
適切な肌ケアを行い、肌の健康を保つことは精神の健康にもつながります。
体が心に影響することはこの記事でもふれています
![](https://kizukikizuki.com/wp-content/uploads/2024/01/a6317ef90da21f1b102cd1f6fa354ede-320x180.jpg)