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【40代男性ヘアケア】知っておきたい毛髪の構造と仕組み

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・40代になって髪の毛がバサパサで広がるようになった

セットがきまらない。。。

・髪の毛にハリコシがない

・枕に髪の毛の抜け毛が目立つようになった

枕を見るたびに怖くなる。

・髪の毛にボリュームがなくなった

一気に歳をとったように感じる。

・髪の毛が細く、薄くなってきた

諦めた方がいいのかな??

・髪のトラブル解決策が見つからない

40代になるとこのような悩みが増えてきます。

しかし、男性は女性ほど美髪ケアに精通していないので、まず何から手をつけていいのかわからないという人は多いのではないでしょうか。

ただ、わからないから何もしないでは、大きな損をしているかもしれません。

人の第一印象は3~5秒で決まり、メラビアンの法則では、視覚情報が55%を占めると言われています。

美しく健康的な髪の毛は相手に若々しい印象を与えてくれます。

若々しさや清潔感は、仕事や私生活でも人間関係におけるいい効果を与えてくれます。

髪の毛で印象ってすごく変わるものよね。

まずは準備として、毛髪の構造/仕組みと、目指すべき健康で美しい髪の状態を知ることで目標設定ができます。

トラブルの原因と対処法を知ることで、正しいケア商品の選択もできるようになります。

まずは仕組みを知って、できることから習慣化していきましょう。

髪の毛や頭皮が変化し、嬉しく、楽しくなっていけばしめたものです。

この記事は髪の基本を書いているので、トラブルがある度に原因と対処法を見直してみてください。

健康で美しい髪の状態とは

髪の毛は人それぞれ、髪質や毛量は違います。

しかし、美しい髪の状態は同じです。

  1. 頭皮が健康である
  2. キューティクルが整って、ハリコシがある
  3. 髪の毛のダメージがなく、ツヤがある
  4. なめらかでパサついていない
  5. 水分と油分が適度である

頭皮が健康であることが美髪の大前提です。

毛穴から外に出た時点で髪の毛の細胞は死んでいるので、根本的な修復はできません。

髪の毛にはキューティクルがあり、その状態が悪いと水分が蒸発しやすく、パサついてしまいます。

切れ毛や枝毛の原因にもなります。

毛髪の構造/仕組み

毛髪の構造と生え方、生え変わりの周期を知り、どこで問題が起こっているのかを知れば、化粧品やケアを正しく選ぶことができます。

毛髪の断面

キューティクル

ケラチンというタンパク質の一種でできており、毛髪の外部をうろこ状に覆う薄い膜。

毛髪の内部を外界刺激から守ります。

コルテックス

毛皮質とも呼ばれる繊維状のケラチンで、毛髪の約80%を占めている。

毛髪の水分を保持している。

メデュラ

毛髪の中心にある髄質。

空気で満たされていて、断熱効果、保温機能があります。

毛髪の生え方

毛穴から外に出た毛管の細胞はすでに死んでいます。

健康的な髪の毛を根本的につくるには、毛根の状態をよくすることが必要です。

毛周期

毛髪は、毛母細胞の分裂によって、上下に伸びていきます。

毛球が大きくなっていき、毛幹が太くなっていきます。

毛母細胞の分裂が止まり、最後は毛が抜けます。

成長期1

毛母細胞が分裂し、毛球が大きくなり、毛幹が太くなります。

成長期2

毛髪が上下に伸び、毛幹が皮膚の外に出ます。

退行期

毛母細胞の分裂が弱まります。

休止期

毛母細胞の分裂が止まり、毛球が押し上げられ、根元から抜けます。

髪トラブルの原因

原因を知ることが、髪質改善への近道です。

原因を知った上で、それを改善し、適切なケアをしていきましょう。

生活と食事

不規則な生活習慣は血流や代謝に影響を与え、毛髪トラブルを起こすことがあります。

また、バランスの偏った食事をとっていると、体調不良や免疫機能の低下から毛髪トラブルを起こしてしまうことがあります。

✅ 規則正しく、十分な時間と質のいい睡眠を取れていますか?

✅ 適度な運動を日頃からできていますか?

✅ 決まった時間に栄養バランスのとれた食事をとれていますか?

加齢

加齢によってターンオーバーが乱れると、細胞の働きが悪くなり、皮膚の活性が低下してしまいます。

毛髪を作る毛母細胞や頭皮の細胞の機能が低下、髪が細くなったり、薄毛の原因にもなります。

また、血行不良やエストロゲンの減少により、ハリコシも失われてしまいます。

代謝低下

代謝とは、生体内で行われる化学反応のことで、基礎代謝と新陳代謝があります。

代謝が悪くなる最大の原因は血行不良。

血管が硬く、脆くなると血液を送る動きが鈍くなり、血行不良を起こします。

毛髪の生成に必要な酵素や栄養素が正常に運ばれなくなってしまいます。

ストレス

ストレスとは、外部から刺激を受けた時に生じる緊張状態のことです。

外部からの刺激に身体が適応しようとすると、血行が悪くなったり、免疫力が落ちるなど身体に不調を起こし、髪トラブルにつながります。

血行が悪くなり、肌が乾燥すると、髪の毛の健康が損なわれます。

ストレスの要因

環境的要因

天候、気温、騒音など

身体的要因

病気、睡眠不足、疲労など

心理的要因

不安、悩みなど

社会的要因

人間関係、仕事の悩みなど

乾燥

乾燥した空気や水分の不足によって頭皮や髪の毛が乾燥すると、髪トラブルを引き起こします。

乾燥により髪の毛がパサつき、枝毛や切れ毛ができやすくなります。

大気汚染

大気汚染などの外部刺激によって、体内に活性酸素が発生しやすくなります。

活性酸素は細胞や遺伝子を酸化させて、髪の毛が育ちにくい原因となります。

活性酸素発生の原因は他に、紫外線、添加物、タバコ、ストレスなどが挙げられます。

紫外線

紫外線は老化の最大の原因です。

頭皮や髪の毛も肌と同じく日焼けします。

対策をせずに紫外線の影響を受け続けると、抜け毛の原因となります。

紫外線量は季節や時間によって異なりますが、年々増えてきているというデータがあります。

室内でも紫外線の影響は受けるので、UVケアは必須です。

髪トラブル原因対処法

規則正しい生活

規則正しい生活を送ることで、自律神経を整えましょう。

自律神経が整うとストレスを軽減してくれます。

睡眠時間を確保し、規則正しく質の高い睡眠をとることで、成長ホルモンが分泌され、細胞の活性化を促します。

規則正しく、十分な睡眠は健康で美しい髪の近道です。

バランスの良い食事

炭水化物、タンパク質、脂質の3大栄養素を軸に、ビタミン、食物繊維、ミネラルなども加えた、バランスの良い食事により心身の健康と美しい肌が保たれます。

足りない栄養素はサプリなども活用してみてください。

適度な運動

運動の不足は、筋力の低下、血行不良の原因となります。

適度な運動による、ほどよい疲労は、睡眠の質も上げてくれます。

趣味

ストレスを発散できる趣味があると、心身ともに満たされ、肌にもいい影響を与えます。

ストレスを抱え込んで、血行不良や酸化などによる代謝不良を起こさないようにしましょう。

水分補給と保湿

体内の水分が不足すると、血液の粘度が高くなり、血流が悪くなります。

こまめな水分補給で血液をサラサラに保ち、地肌と髪の毛を乾燥から守りましょう。

汚染物質から肌を守る

大気汚染などの外部刺激によって、体内に活性酸素が発生すると、髪の毛が育ちにくくなります。

帰宅後はしっかりと洗髪をして、汚染物質を落としましょう。

帽子など頭皮と髪の毛を覆うものも効果的です。

UVケア

紫外線は曇りの日や、室内でも頭皮や髪の毛に届き、影響を与えます。

できるだけ紫外線が当たらないよう工夫しましょう。

まとめ

毛髪の構造/仕組みと、トラブルの原因と対処法についてまとめました。

化粧品などによるケアをする前に、自分の髪の毛と頭皮に興味を持ち、基本を知って、適切なケアの準備をすることが重要です。

間違ったケアが逆に髪のトラブルにつながることがないように、原因と対策を適切に結びつけていきましょう。

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